LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)
LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)の違いについて説明していきます。
LP(ランディングページ)とは
HP(ホームページ)をコース料理と例えるならば、LP(ランディングページ)は1ページ完結型の一品料理といったところです。googleやYahoo!などの検索エンジンやTwitterやInstagram、FacebookなどのSNS広告やバナー広告から遷移する入口という立ち位置になります。
LP(ランディングページ)の目的は、ターゲットを集客してコンバージョンを獲得することになります。コンバージョンは「購入」「お問い合わせ」」「資料請求」「見積もり請求」などサービスや商品によって異なりますが、顧客に売り上げアップにつながる行動を起こしてもらうことが目的になります。
特徴
LP(ランディングページ)は、一般的に「縦長の1枚ページ」の構成になります。顧客に行動してもらうためにの情報を詰め込んでいるような状態が特徴になります。問い合わせや購入をしてもらうには、それなりの情報量が必要になりますので、自然とページが長くなるのです。
1ページに集約している理由は、サイトからの離脱を防ぐためです。違うページに遷移しなければ購入・問い合わせなどができない場合、クリックする手間が増えます。来訪者を手放さないためにも、なるべく1枚のページですべて完結するように構成するのです。
その他の特徴は、他ページのリンクが極端に少ない傾向にあります。これはLP(ランディングページ)が注文やお問い合わせなど、来訪者にアクションをおこさせることに特化しているからです。
ちなみに、来訪者が商品やサービスの注文やお問い合わせなどのアクションを起こしてくれたことを「コンバージョン」と呼びます。
HP(ホームページ)とは
HP(ホームページ)は、複数のウェブページで構成されるサイトになります。あらゆる情報をまんべんなく届けるフルコース料理のような立ち位置になります。まずトップページがあり、そこからさまざまなカテゴリに分岐し、下層ページへと繋がっていきます。
HP(ホームページ)の目的は下層ページへと誘導していくことになります。例えばのアパレルのECサイトであればトップページからレディース・メンズに分かれ、トップス・アウター・ボトムスなどに分かれていきます。アパレルのECサイトで見てほしい所は、トップス・アウター・ボトムスなどの各商品であり、トップページではありません。
HP(ホームページ)については以下に詳しく載っていますので、ご確認ください。
・ホームページ制作にかかる費用とは!自作と依頼の費用の差からメリット・デメリットまで解説
・HP(ホームページ)の制作方法!個人制作や依頼制作、無料から有料まで解説!
・ホームページ制作・リニューアルを依頼する制作会社の選考基準!どこを見れば失敗しないの?
集客方法の違い
LP(ランディングページ)
見込み客を呼び込み、売上を作るLP(ランディングページ)は、広告を出して有料で集客することが圧倒的に多いです。「PPC広告」と呼ばれる検索広告やSNS広告、アフィリエイトなどが一般的です。
検索広告は、すでに関連ワードで検索しているユーザーに広告を表示するため、ニーズが顕在化しているターゲットにピンポイントで訴求できます。
SNS広告は、多くの人が常に持っている潜在ニーズにアプローチすることに向いています。実際に検索されなくても、FacebookやInstagramに広告出稿すればそれなりの集客は見込めるでしょう。
HP(ホームページ)
HP(ホームページ)は基本的に、売上に直結するようなものではありません。ECサイトであれば別ですが、メディアやコーポレートサイトだとすぐにコンバージョンに繋がるわけではないので、有料の広告で集客するのは、コストパフォーマンスがよくありません。
無料の集客が理想であり、SEO対策やSNSへの投稿、プレリリースの配信などが主な集客方法です。定期的なコンテンツの発信し、webページを更新しながら増やしていく地道な努力が必要にですが、SEO対策がうまくいけば無料で大きな集客効果が見込めます。
LP(ランディングページ)のメリット
LP(ランディングページ)のメリットは大きく分けて3つあります。
①:ページ遷移による、訪問者の離脱が少ない
通常のページ、HP(ホームページ)では、ページ間を移動するたびに30%もの訪問者が離脱します。どんなに頑張って作ったHP(ホームページ)だとしても、1ページ遷移につき最低でも30%程度の訪問者が離脱してしまっています。対してLP(ランディングページ)は、他のサイトへのリンクが少ないのでページ遷移による訪問者の離脱を抑制し、コンバージョンまで繋げる確率が上げります。
②:知りたい情報が1ページにまとまっている
通常のHP(ホームページ)では、知りたい情報を自力で見つけださなければなりません。なかなか見つからないと離脱者も増え、コンバージョンの機会も失います。LP(ランディングページ)では、知りたい情報が1ページにまとまっていて、訪問者は縦スクロールするだけで必要な情報を与えることができます。
③:理想な順番で訪問者に情報を伝えられる
訪問者にコンバージョンしてもらうためには、情報を伝える順番が重要になります。LP(ランディングページ)は、伝えたい情報を伝えたい順番で伝えることができるので、コンバージョンを獲得できる確率があがります。
HP(ホームページ)のメリットに関しては、上記のリンクでご確認ください。
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