ホームページ制作の目的

まず確認しておきたいことは、ホームページを制作する「目的」はなにかということ。

漠然としたイメージで制作を進めてしまうと、余計なところで費用を使ってしまうことになります。また、必要なものがなかったり、イメージと違うホームページになるなど、不完全なホームページが出来上がってしまうので、目的はしっかりと明確にしておきましょう。

主な目的としては以下の3つになります。

  1. 名刺代わりの会社案内用ホームページ
  2. 反応(お問い合わせ・売上)をとる為の集客用ホームページ
  3. ネットショッピングなど通信販売用のホームページ

自分でホームページを制作する場合

ホームページを制作するに至って、方法として「自作する方法」「制作を依頼する方法」があります。

それぞれの費用や制作時間、メリットとデメリットなどお伝えします。

制作方法についてはこちらをご確認ください。

自作する場合の費用相場

はやりホームページ制作にお金をかけないのであれば、自作が一番安く仕上がります。
自作する場合でも、「無料で制作する場合」「少し費用をかけて制作する場合」の2つに分かれます。

まず、「無料で制作する場合」ですが、これは独自のドメインは使用しないという前提で話をします。

独自ドメインにこだわらなければ、無料のホームページ制作サービスを利用することで、全く費用をかけずにホームページを制作することが可能です。利用するサービス例として「FC2」「Jimdo」「Wix」など、いろいろありますので、自分が使いやすいと思うサービスを利用するのが良いと思うます。

基本使用が無料なものがあり、少額でもお金をかけて良いのであれば、プランを上げて、独自のドメインを発行できたりもします。

次に、独自のドメインを利用し、ホームページ制作を始めたい場合は「少し費用をかけて制作する場合」になります。ドメインの取得に関しては、「ムームードメイン」「お名前.com」などで自ドメインの取得が可能です。

ドメインは早いもの勝ちになりますので、絶対に使用したいドメインがある場合は、使わなくても良いので、先に取得しておきましょう。

ドメインを取得できたら、次にレンタルサーバーを借ります。レンタルサーバーは「さくらのレンタルサーバ」「ロリポップ!」でレンタル可能です。あとは制作したホームページをレンタルサーバーにアップロードすればホームページは公開されます。

ドメイン代は選ぶドメインによって変わりますので、およそ年間に2000~4000円になります。「.com」や「.net」であれば年間2000円以下で済みます。

レンタルサーバー代は契約期間やプラン・容量によって具体的な費用が変わってきます。個人向けやビジネス向けによっても変わり、一般的には年間1000~2000円です。個人向けでは、600円程度で済んだり、ビジネス向けでは5000円程度かかることもあります。

ドメインとレンタルサーバーの用意ができたら、あとはホームページを制作する為のツールを用意します。例えば「Word Press」を使用し、知識があれば簡単に自作のホームページを制作することが可能です。

制作期間

どのくらいの完成度を求めるかによって、期間は変わってきます。簡単な制作ツールを使用すれば比較的簡単に作成でき、個人差はありますが、一時間ほどが目安でしょう。

メリット

①:低コスト
多少お金をかける方法もありますが、制作を依頼するより大幅なコストダウンを図れます。

②:修正が即時可能
ビジネスはスピードが大事です。すぐに追加できたり、修正できたりすることは大切になります。

③:ランニングコストがかからない
ホームページ制作が自作であれば、当然ながら、その後のページ追加も、修正も削除もすべて自分で行えるので修正等にかかる費用は永久に0円になります。

④:個性が出せる
ホームページ制作ツールを使用すると多くのテンプレートから、自分らしいホームページを作成することが可能です。

⑤:ホームページ制作の知識がつけられる
今は簡単にホームページを作れるようにたくさんのツールが存在します。ホームページのデザインを良くする、欲しい機能を付けるときにそのやり方を調べ、実践すれば自然と知識が付き、今後に活かせるようになります。

デメリット

①:手間がかかる
自分でホームページを制作するとなると、それなりに手間はかかります。外注ならば「あとは任せた!」で完成するところ、自作は自分が動かないことには完成しません。特に忙しい経営者や個人事業主の場合は、自作にかけられるだけの時間を捻出するのも難しい人もいるでしょう。

②:「いかにも素人」感が出やすい
プロが作ったホームページとは違い、初心者が作ったホームページはどうしても素人感が出てしまいます。初心者が故に思った通りにできず、モヤモヤすることもあるでしょう。

③:似たようなホームページが多い
同じ制作ツールを使っている場合、人気のテンプレートやプラグインは多くのホームページで利用されていることがあります。なので他のホームページを見たときに同じデザインだと気付くことがあります。

④:自分でSEO対策をする必要がある
ホームページ制作サービスを提供している会社では、パッケージやプランの中にSEO対策も行ってくれるサービスもあります。ただホームページを自作するとなると、SEO対策を自分で行わなければなりません。

⑤:相談できる相手がいない
周りに経験者がいれば相談することは可能ですが、誰もが経験するようなことではないので、困ったときの相談相手がいないことが問題となります。外注の場合は担当者に相談が可能です。

ホームページ制作を依頼する場合

ホームページの制作を依頼する場合、依頼する業者によって価格は変わってきます。また、ホームページを制作する「目的」に合った仕様やページ数、システム導入の有無などによって相場は大きく変動します。
ホームページ制作を依頼する場合の、選ぶ基準はこちらに載っています。

○中小規模の制作会社に依頼した場合

30万円から100万円くらいが相場になります。大規模な制作会社と比べると、フリーランスに近いイメージで使用面や制作費用などは多少の融通が利く可能性もあります。

○大規模な制作会社に依頼した場合

おおよそ、100万円以上はかかると見込んだほうがよろしいでしょう。

○外注制作を主としている制作会社に依頼する場合

通常の相場に、たいていの場合、マージンが15%~40%が計上されます。マージン費用が上乗せされるため、高額になる可能性があります。

○フリーランスに制作依頼する場合

フリーランスは制作者との距離が近い為、納期や制作費用には融通が利くケースも多いです。ホームページの制作費用は、制作会社よりも安い場合が多く、15万円前後でしょう。

一方で、トラブルが起こった際の対応は少々不安な面もあります。信頼関係をきちんと築いておくことが大切です。「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」などで探すと、安く制作してくれるフリーランスを見つけられることがあります。

費用の項目

こちらは、制作会社によって多少変わってきます。それぞれの項目の費用も制作会社によって変わってきますので、ここではどういった項目があるのかお伝えします。

全体の費用としては、「ホームページ制作を依頼する場合」でご確認ください。

〇ディレクション費
ホームページ制作には、デザイナーやプログラマー、ライターなどが関わり、チームで制作することが一般的です。
そのため、チームを管理するディレクション費用が含まれていることが多いです。

〇デザイン費
ホームページは大きく分けて、トップページとデザインページデザインに分かれます。
トップページはホームページの中でも最初に見られる場所でありターゲットに与える印象を左右します。
そのため、トップページのデザインは目的に沿って作り込む必要があり、下層ページと比較して制作料金がかかります。

〇コンテンツ作成
コンテンツ作成とは、ホームページに載せる文章や画像のことを指します。コンテンツ生成を制作会社に任せるか、自社で作るかによって制作費用は変わってきます。

〇コーディング
デザインとコンテンツを用意できれば、それをもとにプログラミングしていく作業に入ります。
コーディングの料金を左右するのは、対応させるブラウザやデバイスです。
Google ChromeやInternet Explorerなど様々なブラウザが利用されていますが、古いブラウザに対応させようとすると費用がかさみます。

〇お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームはひとつ作成するのに1万~3万程度かかり、今はPHPで実装される場合が非常に多くなっています。
Word PressなどのCMS(Contents Management System)を導入する場合はプラグインで簡単に実装できるので、費用を抑えることができます。

〇サーバー・ドメイン費
ホームページを公開するためにサーバーと呼ばれるコンピューターが必要になります。
そしてホームページの住所となるドメインを取得しなくていけません。
これらは自社で管理することもできますので、月額費用を抑えたい場合は自社で管理しましょう。

〇月額更新費用
ホームページは完成してからも、文章の追加、バナーの作成など、随時更新するような場合が多くあります。
こういった更新を月に3回まで1万円といった形式で見積もりが出されたりします。

制作期間

制作会社やホームページのサイズによって制作期間は異なりますが、私たちTplusでは、おおよそ3か月ほどでお渡しできる内容になっております。

一般的なサイズによる制作期間の違いは、LP(ランディングページ)でおよそ1か月、3ページ規模で2か月、15ページ規模で3か月、100ページ規模で8~9か月、1000ページ規模で1年ほどが目安になっています。

メリット

①:クオリティの高いホームページになる
ホームページ制作のプロが作るホームページは、デザイン面、機能性共に質が高いことが特徴です。

②:セキュリティ面で安心できる
特に、ホームページ制作会社は、あらゆるセキュリティ面での専門知識が豊富なので、
ホームページのウィルス対策や改ざんによる情報漏洩の可能性といった面で安心です。

③:本来業務に集中できる
自作場合、本来業務と両立せざるを得ません。依頼した場合は作業の進捗管理がメインとなります。
なので本来の業務に集中できます。

④:スケジュール通りに制作できる
基本的に依頼した場合は、期日が決まっています。突発的なトラブルがない限りはスケジュール通りに制作してくれます。
確認作業のやり取りがスムーズにいけば、前倒しで納品ということもあります。

デメリット

①:費用がかかる
制作費はページのボリュームや使用するシステムによって大きく変動します。スマートフォンに対応したレスポンシブデザインや今後の更新を簡単に行えるシステムの導入、スクロールするごとに表示やボタンが動く使用によって別途料金がかかります。

②:更新しづらい
自社で更新できるようにシステム入れていない場合は、制作会社に連絡を取ってその都度更新してもらうという形になるので、更新するまでに時間がかかります。

まとめ

ホームページの制作費用について、イメージできましたでしょうか。実際にホームページを制作する場合、条件やタイミングによって費用は変わりますのでご注意ください。

すべてを制作会社に任せるのではなく、自身も制作に関わることで、費用を抑えたりできます。どうしても予算が合わない場合はCMSを利用し、費用を抑えるようにしましょう。

しかし、ホームページは検索したユーザーに与える第一印象になりますので、中途半端のものではチャンスを逃してしまいます。検索したユーザーが満足できるような情報量やページ数にするためには制作を依頼したほうが、お客様のためになります。

制作費用が気になるという方は、まず「Tplus株式会社」にご相談ください。依頼者様の納得いく価格でご相談致します!まずはお気軽にご相談ください!ホームページ以外の集客方法もご相談できます!