Instagramは今や利用者数が10億人を突破。日本国内でもアクティブユーザーは3000万人以上、若い女性だけではなく、老若男女全て層のユーザーが利用しています。
圧倒的な利用者数から、各ジャンルの企業や小売店、個人経営の飲食店など、集客に特化したアカウントを構築し、Instagramから多くのユーザーにアプローチしています。
それでは、Instagram「ShopNow(ショップナウ)」という機能、利用していますか?
コロナウイルスの影響から、生活様式が変わり、在宅やオンライン上でのコミュニケーションが増えてきました。なかでもオンライン上での商品購入は当たり前となり、特に「ShopNow(ショップナウ)」は多くの企業や個人でも活用され始めています。
今回は、Instagramのショッピング機能「ShopNow」について解説していきます。
ShopNow(ショップナウ)って何?
2018年6月、Instagramでは、投稿写真から商品購入ページへと誘導できる「ShopNow(ショップナウ)」という機能が新たに追加されました。
Instagramでは、以前まで投稿にリンクを貼ることが出来ず、商品からECサイトへ行き、購入までの導線が用意されていませんでした。
しかし、Instagramのショッピング機能Shop Nowが導入されたことにより、投稿を見たユーザーは、画像をタップするだけで直接ECサイトに移動し購入することが可能になり、現在多くの企業が自社アカウントを構築し、ShopNow機能を活用しています。
この機能によって、投稿に表示される商品に商品名や価格が記載されるタグを付けることができ、よりスムーズな形で利用者に購入を促すことができます。
また、「ShopNow(ショップナウ)」機能は大企業から、開業したての店舗や個人店など、利用環境を整えればどんな企業、店舗でも導入のハードルが非常に低いことも特徴的です。
ShopNow(ショップナウ)はなぜ効果的なのか。
今では、スマホユーザーは自身の自由な時間に、スマホでSNSなどのアプリを閲覧していることもしばしばあるでしょう。
Instagramを閲覧していると、好きなブランドの新商品や、気になる商品投稿に偶然出会うなんてこともありますよね。
その際、自ら別のブラウザを立ち上げ、ECサイトを改めて検索して目的の商品に辿り着いて購入に至る、という行動は、元から高い購入意思がない限りはしない可能性が高いでしょう。
しかし、Instagram上でいいなと思った瞬間に、投稿をワンタップで購入ページにたどり着けたら、ECサイトにそのまま流入する確率は高まります。
よって、InstagramからECサイトに辿り着くまでの離脱率を減少させられる、ということです。
パルス型消費とは
パルス型消費とは、2019年にGoogleが提唱した新しい消費行動の概念です。特に明確な理由はないにもかかわらず、瞬間的に「買いたい」という購買意欲が湧き、そのまま購入に至る消費行動をいいます。
「ShopNow(ショップナウ)」はまさに「パルス消費」をユーザーに刺激し、消費行動に促してくれるシステムを搭載し、現代の日本人が求めている買い物行動だと言えます。
また、Instagram内のユーザーは、ハッシュタグでの検索(ハッシュタグ検索)を頻繁に行います。好みのジャンル、世界観にあったハッシュタグをつけておけば、フォロワー以外にもハッシュタグ経由でリーチすることができます。
「ShopNow(ショップナウ)」機能を導入し、ハッシュタグを効果的につけることでInstagram全体から潜在顧客を自社ECへ誘引できるメリットもあるでしょう。
「ShopNow」機能はまさにこの「パルス型消費行動」に対応できるものだと言えます。
ShopNow(ショップナウ)を作るためには
shopNowを利用するにあたり、Facebookページの作成、Instagramビジネスアカウントの作成、Instagram上での審査が最低限必要になってきますので、簡単に解説をしていきます。
Facebookページの作成
Facebookページとは
企業やブランド、などが個人用のアカウントを利用してFacebookで開設できるページです。Facebookアカウントを持つ人なら誰でもFacebookページを作成することができます。
一般的には、Facebookは一人のユーザーに一つのアカウントを原則としています。しかし、Facebookページは複数のアカウントで管理することが可能なため、一つのアカウントで複数ページを作成することができます。
また、Facebookページはアカウントと異なり、ユーザーのプロフィールやコンテンツを見ること、他のFacebookページの閲覧や書き込み等ができないことも特徴です。
Facebookページは、Facebookアカウントさえあれば、Facebookビジネスのページから作成できますので、こちらから試してみてください。
また各種SNSでの集客方法についてTIPSでも徹底解説しておりますので、こちらからチェックしてみてください!
Instagramビジネスアカウント
Instagramビジネスアカウント
Instagramビジネスアカウントでは、企業の連絡先やメールアドレス、住所などの情報を掲載できる「ビジネスプロフィール」と、投稿に関するユーザーの閲覧・分析データを見ることが出来る「インサイト」、投稿を広告として出稿できる「投稿の宣伝」の3つのビジネス用ツールが提供されています。
ビジネスアカウントでは、instagram宣伝広告を利用すれば有料ですが、そのほかは無料です。
ビジネスアカウントのインサイトだけの利用や、簡単に元の個人アカウントに戻すこともできます。
設定に関しても、自身のアカウントの設定画面から簡単に行えるので、是非トライしてみてください。
Instagramのビジネスアカウントについて、より解説している記事はこちらから確認することが出来ますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
Instagram側で審査
審査の対象
・靴、洋服、飲食物などの物理的な商品を販売している
・Instagramのアカウントがビジネスアカウントになっている
・InstagramのアカウントとFacebookページとの連携がされている
・Facebookページのショップセクション、ビジネスマネージャでのカタログ作成、またはBASE、EC-Cubeなどのカタログ作成をサポートしている国内のECプラットフォームのいずれかに商品を登録している
・コマース製品販売者契約
上記の項目に関して、網羅しているのであれば、基本的に審査は通るでしょう。
審査に落ちてしまうケースとしては、
「Instagramでビジネスアカウントに上手く切り替えが出来ていない。」
「Facebookページ上でのカタログ登録が出来ていない」
というパターンが非常に多いようです。
まとめ
Instagramのショッピング機能「ShopNow(ショップナウ)」は「パルス型消費行動」を促す画期的なシステムです。
また、ShopNowでは、企業規模の大小を問わず、利用環境を整えればどんな会社、店舗でも比較的導入ハードルが低いことも特徴です。
Instagramを集客に特化したアイテムとして活用するのであれば、ShopNow(ショップナウ)は絶好のプラットフォームとして構築することが出来ます。自社サービスの情報発信のツールとして、活用するほかないですよ!
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